Visional Designer Blog

“私たち” が、デザインで創る未来 ——「Designship 2018」に登壇しました

2018年12月1、2日に「Designship 2018」というデザインカンファレンスが開催されました。スローガンは「デザインの叡智がここに集結する」。事前の公募から選ばれた方々とゲストスピーカーによる講演を中心とした内容です。

チケットは即日完売。オンラインでの生配信も行われ、当日は Twitter のトレンドにも入るなど、注目度の高いカンファレンスになりました。会場は静かな熱気に包まれ、登壇者、参加者それぞれのデザインへの想いが詰まった素晴らしい時間が作られていました。

ビズリーチはこのイベントに、プラチナスポンサーとして参加させていただきました。今回は、CDO 田中が登壇した様子と、ブース出展の模様をお伝えします。

「ビズリーチのデザイン哲学 ——We DESIGN it.」

ビズリーチでは、「We DESIGN it.」というデザイン・フィロソフィーを掲げてデザイン活動を推進しています。この哲学を掲げるに至った背景をお話しさせていただきました。

デザインの業界に飛び込み、制作会社や事業会社でデザイナーをしていた頃の苦悩。グローバル企業がデザインドリブンでイノベーションを起こしていることへのもどかしさ。デザインのチカラで新たな価値を生み出し、社会を大きくアップデートしたいというビジョン。そして、ビズリーチで CDO として泥臭く取り組んでいる、デザイン経営への挑戦。

普段は、組織課題など、あくまで企業としての視点で取り組みついてお話しさせていただくことが多いのですが、今回は田中の原体験も交えて、エモーショナルにお伝えさせていただきました。今後も愚直な取り組みを続けて参ります。

当日の模様や感想は Twitter のモーメントにもまとめていただいていますのであわせてご覧ください。
Designship 12/1 スポンサーセッション ビズリーチ #Designship2018

みなさんのデザイン・フィロソフィーを伺いました!

参加者のみなさまに書いていただいた、デザイン・フィロソフィー

場内のスポンサーブースでは、「We DESIGN it.」にちなんで、イベント参加者のみなさまがデザインするうえで大切にしていることや哲学をカードに記入していただきました。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

200枚以上のカードが集まりました

ビズリーチのデザイン組織でも実際に「We DESIGN _____.」のように、穴埋めの形式で各デザイン部門のミッションを設定しています。

デザイン組織内の各部署ミッションの例

ご自身が携わっているサービスやプロダクトの名前を入れてくださる方、デザイン領域を書いてくださる方など、本当に様々な内容をお寄せいただきました。

印象的だったのは、直接的なデザイン対象だけでなく、概念や気持ち、ビジョンを記入してくださる方が多くいたことです。

ビズリーチのデザイナーも、デザインという行為の先にある課題解決や価値想像を意識して活動をしています。それを表現した哲学として「We DESIGN it.」を掲げ、すべての仲間とともにデザインで未来のアタリマエを生み出すことを目指しています。

そして、Designship のセッションのなかでも、課題解決や価値創造に携わる人々が役割や領域を越境し共創することで、新たな価値を生み出していくことの必要性が語られていました。

イベントを通じて、デザインで、だれかの心を動かしたり、今までになかった世界を実現することに情熱を燃やしているみなさまの想いを強く感じることができ、私たちも刺激になりました。ブースに参加していただいたみなさまが、それぞれの哲学やビジョンを改めて確認し、様々な人とコラボレーションする “We” としてリーダーシップならぬ、デザインシップを発揮することのきっかけが作れていたら幸いです。

登壇者の We DESIGN it.

登壇者としていらしていた PAOS の中西さま、Takram の田川さま、グッドパッチの土屋さま、Designship 主宰の広野さまにもデザイン哲学を伺いました。最後にご紹介させていただきます。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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