
事業を前に進めるための、具現化のチカラ
この記事は、2023年5月10日に「Assured Tech Blog」にて公開された記事の転載です。 こんにちは、Assured 事業部デザイナーの戸谷です。 事業推進において、プロダクト開発の次の一手をどうするか?を […]
こんにちは。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」(以下、「ビズリーチ」)でフロントエンドエンジニアを担当している小枝です!
今回より、「ビズリーチで働くデザイナーの、とある一日。」というテーマで記事を連載いたします。
社外の方から「デザイナーの仕事の流れは?」という質問をいただくことが多いため、ビズリーチのデザイナーがどのような働き方をしているかを定期的に紹介していきます。デザイナーの働き方の選択肢の一助となれれば幸いです。
第1回目は、「ビズリーチ」のデザイン、フロントエンドを担当している西尾をご紹介します!
名前 | 西尾清香 |
社会人歴 | 7年目 |
ビズリーチ勤務歴 | 2年目 |
携わっている事業、プロジェクト | 「ビズリーチ」における カスタマー画面のデザインおよびフロントエンドエンジニアリング |
ここからは、ある日のスケジュールのうち、代表的なものを写真を交えてご紹介します。
ビズリーチ社では、多くの事業部で開発チームが小チームに分かれています。各チームが朝会などそれぞれの形式で、業務の進捗状況や気付きなどを定期的に共有し合える場を構築しています。
「ビズリーチ」のデザイナーは毎朝、定例でレビュー会を行っています。
開発案件の最中に、自分のデザインをレビュー会で発表し、先輩後輩の垣根なく、アドバイスや質問を盛んに交わしています。
ここで、レビュー会へ臨むにあたっての意識や、そこで得られた成功体験などを、西尾に聞いてみました。
西尾:結構な人数が集まるので、時間を無駄にしないよう、レビューしてもらう人に確認してほしいポイントが一目でわかるように心がけています。
西尾:一人だけで作っているとやはり「甘え」といいますか、「このぐらいでいいか」という考えに及んでしまうことがありますが、自分のデザインがレビュー会でたくさんの人の目を通り、様々な指摘をもらうことで、より頭を振り絞って限界までアイデアを出せるようになりました。
例えば求職者様に送るスカウトメールのデザインを改善したとき、マネージャーに「装飾が多くて本当にユーザーに伝えたいことを伝えきれていないので、もっと無駄を削ぎ落としたデザインにしよう」「デザイナーは無駄を省くのが仕事でもある」とアドバイスをもらったおかげで、結果としてクリック率を3倍上げることができ、より多くの求職者の方と企業様を繋げることができました。派手な施策ではないですが、デザイナーとしての価値を生み出せたことが嬉しかったですね。
デザイナーに限らず、プロダクトマネージャーやエンジニアまで幅広く参加して賑わう「UXトークランチ」を行なっています。
これについて、西尾に聞いてみました。
西尾:有志で集まって、2週に1回のペースで、UXデザインにおける具体的な事例をみんなで出し合ったり、「ビズリーチ」でそのUXを取り入れるとしたらどんなものが考えられるか、といったことを、ランチを食べながら話しています。
西尾:一人で学ぼうと思ってもなかなか続かなかったり、知識が偏ってしまったりするので、みんなで集まって活発な議論を交わせる環境があることは嬉しいです!
ビズリーチ社では、各職種ではなく、機能やプロダクト単位でチームを組んでいます。「ビズリーチ」の求職者様向け機能の開発チームにおいては、毎日ランチ後にグロース案件や開発のレビューを行っており、お客様に対してより使いやすく、便利な機能を高品質で安全にリリースできるように工夫しています。
西尾:プロジェクトが大きくなってくるとデザイナーだけで完結することはほぼできず、必ずPMやエンジニアと連携して作っていきます。それぞれ専門分野も違うので、デザイナーレビュー会では出なかった指摘などがこの会で見つかることもあります。日頃から各所が連携してコミュニケーションをとるようにすることで、ミスや見落としも減らせるのでとても有意義な時間です。
ビズリーチ社のデザイナーは中途入社、新卒入社に関わらず、デザインについて全員で学ぶ機会として輪講を行っています。
輪講はおよそ1年間、週2日ほど行われ、普段学ぶことの難しい知識を仲間と一緒に、効率的に学ぶことができます。
詳しくは下記をご覧ください。
「インプットを仕組み化!チームで学びを最大化する「輪講」」
西尾:輪講は、「ビズリーチ」のデザイナーだけでなく、「キャリトレ」や「HRMOS(ハーモス)」、「ビズリーチ・キャンパス」など、他事業部のデザイナーと一緒のチームになって進めています。また、各人のバックグラウンドも様々なので、輪講で述べられていることを自身の経験などをふまえて議論できることは、自分にとってとても知見が深まる場となっています。
「ビズリーチ」を作るデザイナーとフロントエンドエンジニアの数名で、週に一度開催しています。各人が任意のスマートフォンアプリやWebサービス、競合サービスについて、「◯◯のこのデザインが素敵!」といった様に共有し、実際にみんなで使ってみて所感を述べるなど、他の会よりも各メンバーの好きなことを話し、楽しむ会になっています。
紹介されるアプリによって様々な気付きがあり、プロダクト開発に直接活かす事もあります。しかし、純粋に「楽しい!」という気持ちを持ってもらうことが開催意図として大きいため、メンバー全員が嬉々と参加しています。
お気に入りの「ビズカフェ」でコーヒーを飲みながら休憩。
ビズカフェはビズリーチ社内に設置されているカフェスペースで、本物のバリスタの方がとても美味しいコーヒーを安価で提供してくれています。
西尾は主に「ビズリーチ」のデザイン業務を担当しています。また、他のデザイナーの相談を受けることも多くあります。
ビズリーチ社の制度「クリエイターズタイム(1日4時間、会議などをブロックし作業に集中できる時間)」を利用し、自分の席や、集中するために用意された「クワイエットルーム」、個室、ビズカフェなどでデザイン作業をしています。
ビズリーチ社では、働く時間ではなく、高い生産性を発揮して仕事に取り組むことを重視しています。
仕事中は集中的に取り組み、仕事を終えた後は趣味や勉強など、それぞれの社員が自由にプライベートの時間を楽しんでいます。
また、ビズリーチ社にはデザイナー、エンジニア、セールスといった職種の垣根を越えて、価値ある事業作りを正しく行なうためにコミュニケーションを大事にする社員が多く、お酒が飲めなくてもご飯を食べに行ったり、仕事中に会議以外でもコミュニケーションを活発に取ったり、仲間同士の親睦を深める取り組みが多く行われています。
そういった様々な取り組みのおかげでチームや事業の結束は固く、皆高いチームワークを発揮しています。
以上、西尾の「とある1日」をご紹介しました。いかがでしたか?
「ビズリーチで働くデザイナーの、とある一日。」では、次に紹介するデザイナーを、他己紹介で繋いでいきます。
ということで早速、西尾に次のデザイナーを選んでもらいました。
次回は、お腹を空かせた学生のための肉食就活サイト「ニクリーチ」でデザインとフロントエンドを担当している円谷(つぶらや)です。
西尾:円谷は私と同期入社で、デザイナー未経験での入社ですが、今は「ニクリーチ」でデザイナー兼フロントエンドエンジニアとして活躍しています。
次回の「ビズリーチで働くデザイナーの、とある一日。」もお楽しみに!